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ナチュラルスピンターンのネーミング かばさん

2010/12/07 (Tue) 15:21:41
*.ocn.ne.jp

いつも楽しく読ませていただいております。
初歩的な疑問で申し訳ありませんが、
なチュラススピンターンの名称の意味についてお伺いします。
この5,6歩をスピンターンというのが
一般の説明です。ダンス用語辞典にも、ピボットの後2歩で回転するターン、とあります。
しかし、この説明は、「後づけ」のようです。
この5、6歩は、「前進、横少し後ろ」(男性)、この説明で十分ではないでしょうか?
あえて、スピンターンと名づけることで
オープントウピボットとの混乱、また連続スピンターンと連続ピボットターンとの区別もはっきりしなくなっているようです。
ナチュラルスピンターンのネーミングの由来(意義)を知りたいと思います。
よろしく。

Re: ナチュラルスピンターンのネーミング - tama

2012/06/18 (Mon) 23:10:40
*.kcn.ne.jp

sho@富山さん

>ピボットやピボティングを使っているならピボット・ターンと言うべきではないでしょうか? 敢えてスピンターンと言っているのは勢い良くスピンしてる様子から名づけられたのだと私は解釈しています。



名付け親といってもいいと思いますが、100年近く前に今のイングリッシュスタイルのボールルームダンスの基礎を固めたヴィクター・シルベスターの著書のQ&Aでは、以下のように説明しています。なお和訳は私がしたものです。


------------------------------

57

Q.-

What is a pivot turn ?
ピボットターンとは何か?


A.-

A pivot turn is half a turn (roughly), keeping one foot infront of you and the other foot behind you, turning from one foot on to the other.
ピボットターンは、半回転(おおよそ)のターンであり、一方の足を前に保ち、反対側の足を後ろに保ち、一方の足からもう片方の足へ回転しながらターンする。

58

Q.-

What is a spin turn ?
スピンターンとはなにか


A.-

A spin turn is one or more complete turns, one foot being kept in front of you and the other foot moving slightly to your side.
スピンターンは、1回ないしそれ以上の完全な回転であり、片方の足を前に保ちながら、もう片方の足を少し横へ動かしつつ、回転する。

You actually spin on the foot that is kept in front of you, and the foot that moves slightly to the side is the one that propels you or gives you the impetus to turn.
前に保った足の上で実際にスピンする。少し横に動く足が、踊り手を進ませる、すなわちターンする推進力を与える。

To go into a spin turn you must do a pivot turn first.
スピンターンに入るには、まず最初にピボットターンを行なわなければならない。

------------------------------


さらに、その著書の中で、ワルツのベーシックとして以下のステップが列挙されていますが、上記のQ&Aを考慮すると、この内のThe Natural Pivot and Spin Turnというのが、今のナチュラルスピンターンでしょう。

多分名前が長ったらしいので短くしたのじゃないでしょうか。まあ、これは根拠はありませんが。

1. The Natural Turn
2. The Reverse Turn
3. The Changes
4. The Natural Pivot and Spin Turn
5. The Reverse Corte
6. The Hesitation Change




Re: ナチュラルスピンターンのネーミング - tama

2012/06/18 (Mon) 21:54:12
*.kcn.ne.jp

sho@富山さん


こんばんは~


ダンナビの足型では、男性が4歩目左足を左斜め後方にステップする場合でも、女性の4歩目右足はLODに平行のまましかも置く位置もほとんど変わらないように描かれています。つまりあなたの美学と同じです。

>前進者の1歩目はLODに真っ直ぐに前進の方が私的美学では最高なのですが。


とは言っても文章ではうまく伝えられませんし、あなたも納得されないのは目に見えていますので、ミルコ&アレッシアのワルツのベーシックの動画をお見せします。

http://www.youtube.com/watch?v=Ve82-LCzXFI

ダンナビのナチュラルスピンターンのところの足型にReferenceとして「より自然な足の動き方」として追加されている足型は、男性も女性も、ほぼこの動画と同じです。

いかがでしょうか。

なお、どちらで踊る場合でも、男性は、4歩目左足を後退する際、よく男性が間違って踊っていますが、後退すると同時にボディの右回転を始めてしまうと女性を巻き込んでしまい、女性が正しく4歩目右足前進できません。

正しくは女性が4歩目右足を確実に踏んでから、男性は4歩目ピボットする必要があります。

とは言っても、私自身なかなか完全にはできず、つい急ぎすぎてしまうのですが(苦笑)


Re: ナチュラルスピンターンのネーミング - sho@富山

2012/06/17 (Sun) 02:37:32
*.tam.ne.jp

> カップルレッスンの時、先生から、4歩目左足を置く位置を、後方つまりLODに後退する方向ではなく、左斜め後方に置くこと

じゃあ、女性の4歩目は壁斜めに前進なのでしょうか?
前進者の1歩目はLODに真っ直ぐに前進の方が私的美学では最高なのですが。

ダンナビを持たないので素朴な疑問を禁じざるを得ません。
競技ダンスは足型自由ですからどんな風に踊られようが干渉する気は全くありませんが、それがダンスの発展だとは私は露ほども認めたくはありません(^^;)

ピボットやピボティングを使っているならピボット・ターンと言うべきではないでしょうか? 敢えてスピンターンと言っているのは勢い良くスピンしてる様子から名づけられたのだと私は解釈しています。

Re: ナチュラルスピンターンのネーミング - tama

2010/12/13 (Mon) 07:42:53
*.yournet.ne.jp

いまは、ダンナビで「より自然な足の動き方」とされている足型を使っていますが、ピボットは右足を左足の前にCBMPに保って4歩目でクルリンと回っていると思います。ここは足型通りです。

正直に言いますと、ナチュラルスピンターンを、最初からそのように踊れたわけではありません。せいぜい一昨年くらいからです。

ナチュラルスピンターンを、大きく気持ちよく踊れるようになったきっかけは、以下の二つです。

・パートナー(元)の女性から、3歩目を十分ロアーして、4歩目を大きく後退するように言われた

・カップルレッスンの時、先生から、4歩目左足を置く位置を、後方つまりLODに後退する方向ではなく、左斜め後方に置くこと



Re: ナチュラルスピンターンのネーミング - miee

2010/12/12 (Sun) 22:13:33
*.bbtec.net

う~ん 間違っていると思われるのなら撤回しますね。
別に私は固執しませんよ。
ですが、ナチュラルスピンターンの踊り方は、ほんとうに変わってきましたよ。tamaさんやあなたの周りの方は最初からお上手に踊れたのでしょう。
ピボットをどのように踊っていますか?
ピボット終了時に足が前に突き出ていました(今もそういう人がいますが)、その飛び出たあしを前進といっても大きくは出さなかったように思います。
大きく出すようになったのは、10年位じゃないですか?ピボットが変化してきたからだと思います。

女性のナチュラルスピンターンのピボッティングアクションは変わりましたよ。いや、教科書を読み取れなかったといったほうがいいのでしょうか?
4歩目右足でピボッティングをするのですが足を後ろに置いたまま右足でグルリンとまわってました。現在のように、左足を右足と一緒に前進させて男性の前進に合わせて遠くまで行くようになったのは、ここ10年ぐらいだと思います。
男性のリードを受けていて、多くの方がそうだったので、経験からお話をしました。

Re: ナチュラルスピンターンのネーミング - tama

2010/12/12 (Sun) 20:51:08
*.yournet.ne.jp

Mieeさん

ナチュラルスピンターンの、<ピボットをその場でクルリンと回り右足を前進するというより、ほぼそこらへん^^に置き>の部分ですが、本当にその先生達がそのように教えておられたのでしょうか?

ボールルームテクニック(ザボテク)に書いてある通り、男子3歩目で右足を左足にクローズさせ3歩目の終わりでロァーし、さらにロァーしたままで、4歩目の左足後退をしてピボットしようと思えば、自然にその左足を大きく後ろに後退することになります。

そのように左足を大きく後退して、ピボットでクルリン^^と回ると、4歩目の後退でスピードがついていますので、5歩目では前進しようと無理しなくても大きく出られ、5歩目の終わりでのライズにスムースにつなげることができます。

またそのように踊ることによって、このナチュラルピボットターンは、ライズアンドフォールも含め、自然なスイング運動に見せることになります。

だから、この部分は最初に執筆されたころと変わってはいないのではないのでしょうか。まさかMieeさんはそれより前に社交ダンスを始められたわけではありませんよね^^

>また現在のナチュラルスピンターンはピボットのあと大きく前進する感じですが、昔はピボットをその場でクルリンと回り右足を前進するというより、ほぼそこらへん^^に置き、左足少し後ろに、と教えている先生が多かったように記憶しています。


なお社交ダンスの歴史を多少かじったので、踊りは変化して行くと言うのは、至極当たり前に聞こえます。

実際、このザボテクの足型を完全図解した、ダンナビという本は、ザボテクの編集委員の一人だったエリザベス・ロメイン女史が監修していますが、そのダンナビのナチュラルスピンターンの図解の中には、ザボテクに書いている「4歩目左足をLODに沿って後退」の図解だけでなく、「より自然な足の動き方」として、4歩目左足をボディの斜め後方に置く足型が示されています。

Re: ナチュラルスピンターンのネーミング - miee

2010/12/12 (Sun) 07:10:13
*.bbtec.net

こんにちは

面白いです^^
実は私も以前同じことを思っていました。

大体ネーミングは男性用に記載されていますよね。
「ピボット」のときは女性は「ピボッティングアクション」なんていうし。
「バックロック」のときは、女性にとってはただの「ロック、フロントロック」です。
「バックフェザー」のときは、前に進むことはあってもバックなどしませんものね^^

ですが、このナチュラルスピンターンは、女性の動きがネーミングにあってるわ~と思っていたのです。

また現在のナチュラルスピンターンはピボットのあと大きく前進する感じですが、昔はピボットをその場でクルリンと回り右足を前進するというより、ほぼそこらへん^^に置き、左足少し後ろに、と教えている先生が多かったように記憶しています。
ですから男性内回りでまさにその場で右に回る踊りだったのですね。その名残で上体を早くひねっちゃう男性が昔からダンスする年配のかたに多いのでしょうか。

踊りは変化していきます、またその時代のTOPの踊りで、規定は少し変化していくのは、踊りの進化というのでしょうか?教科書とずれてくるのは仕方がないのかもしれません。ですが、教科書本家をはっきりしておかないと、分家踊りはあまりにありすぎて、競技などでは判定が難しくなるでしょうね。

tamaさんもおっしゃているように、56ではなく456だと思いますが?
ナチュラルターン前半3歩123
スピンターンの123
それをあわせてナチュラルスピンターン123456だと思っていますが・・・。

Re: ナチュラルスピンターンのネーミング かばさん

2010/12/08 (Wed) 12:31:01
*.ocn.ne.jp

どうもお手数をおかけしました。
そのように投稿してみます。
ありがとうございました。

Re: ナチュラルスピンターンのネーミング - tama

2010/12/07 (Tue) 20:36:19
*.yournet.ne.jp

この掲示板はあまり見る人が少ないようでして^^、このような質問はDDD掲示板群(http://ddd7a.web.fc2.com/bbsmain.html)のほうが、アドバイスをもらえる可能性が高いと思います。
そちらにご投稿されてはいかがでしょうか。

とはいえ、一応私でわかる範囲でお答えしておきます。JBDFが出版している「ボールルームダンステクニック」日本語版のナチュラルスピンターンの項の説明からすると、明らかに、スピンターンは4、5、6歩を指し、その4歩目の回転はピボットで行うというように読めます。したがってもし本当に下記のように説明しているとするならばその説明は両方とも間違いだと思います。

>この5,6歩をスピンターンというのが一般の説明です。ダンス用語辞典にも、ピボットの後2歩で回転するターン、とあります。

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